東大阪に大型物流センター開設
— 試される老舗の「対応力」と「チャレンジ精神」—

インタビュー対象者
 ・流通事業部
  東大阪総合物流グループ 藪口 高志
2019年10月、東大阪に1万坪超の大型物流センター「ニッセイロジスティクスセンター東大阪」の運用を開始した。開発は物流不動産に投資対象を広げる日本生命。ヒガシ21が、長年の物流事業のノウハウを生かして運用に当たる。この記事では関西エリアを幅広くカバーする利便性の高い場所に生まれた大型センターの運営ノウハウや物流オペレーションについて紹介する。

1万坪超の大型物流センターを自社運営

  • 「ニッセイロジスティクスセンター東大阪」の特徴を教えていただけますか?
    流通事業部 東大阪総合物流グループ 藪口 高志

    藪口

    「ニッセイロジスティクスセンター東大阪」の一番の特徴は、極めて高い競争力を持つ、希少性が高い物流センターであるという事です。「ニッセイロジスティクスセンター東大阪」は、近畿自動車道と阪神高速道路の分岐点である東大阪ジャンクションから3分ほどの東大阪トラックターミナルに近接しています。また、大阪市内中心部までは約10kmと、関西エリアを幅広くカバーする非常に利便性の高い立地です。
    そして、敷地面積は5,234坪、延べ床面積は1万1,690坪。空き地がほとんどないこのエリアで、これほど大型の物流センターは今後しばらく建たないと言われており、立地、規模の両面から、非常に希少性が高い物流センターと言えます。
  • 現在このセンターで扱う、物量やアイテムはどのようなものでしょうか?

    藪口

    「ニッセイロジスティクスセンター東大阪」では、ドリンク類を中心に、スポットで衛生用品や家電など複数のアイテムを管理しています。1日50名ほどのスタッフで、万単位のケースを出荷します。
    取引先はBtoC向けのアイテムを扱う成長中の企業です。大阪や京都、兵庫への当日、翌日配達をスムーズにするために、利便性の高い「ニッセイロジスティクスセンター東大阪」を拠点として選んでいただきました。当センターがお客様のサービスの根幹である、スピード配送を担っているので、責任は重大です。

安定稼働の秘訣は、小さな改善の積み重ね

  • スムーズなセンター運営を行うため、ヒガシ21ではどのような取り組みをされていますか?

    藪口

    一つ目は、お客様のご要望に迅速に対応することです。お客様の企業としての成長スピードが速いため、ご要望は日々変わっていきます。そのため私たちもフルスピードで対応する必要があります。
    二つ目は、小さな改善の積み重ねです。スピード感を持ってお客様の要望にお応えするため、まず実践してみるということを大切にしています。やりながらの軌道修正になるため、日々の改善が欠かせません。センターでは毎日、人員配置や1日のスケジュールなどを考慮してプランを作成し、それを元に入荷・出荷作業を進めています。スタッフの人数も、取り扱うアイテムも数も1日ごとに異なりますから、まったく同じプランの日はありません。良いことにも悪いことにも、必ず原因があります。「予定より30分早く終わったのはなぜか」、「10分オーバーしたのはなぜか」をスタッフ同士で検討し、次のプランに反映させる。その繰り返しがセンターの安定稼働に繋がっています。だからこそ、スポット案件のご依頼にも柔軟に対応することができています。
  • 内陸部に位置し、BCPの観点からも競争優位性の高い、地上4階建ての大型センター
  • ニッセイロジスティクスセンター東大阪のセンター内

効率性と安全性を両立した物流オペレーション

  • センター立ち上げから1年、困難だったことはありましたか?
     

    藪口

    物量が大幅に増えたことです。現在、多い日には当初の想定の倍以上のケースを出荷します。当然、運用方法やセンター内のレイアウトについても見直す必要が出てきました。そんな柔軟な対応を支えたのが、ヒガシ21の持つノウハウとスタッフのチャレンジ精神です。
    お客様が求める安全基準は、工場でも通用するほど厳格なもの。その要望を踏まえながらも、より効率的に入荷・出荷ができるレイアウトや運用に変更しました。
  • 運営当初より倍以上の出荷を実現した方法を具体的に教えていただけますか?

    藪口

    安全基準を満たしながら物量を増やすため、高さのある空間を活かした庫内レイアウトに変更しました。通路幅等を見直す場合は、都度、社員教育やルールの共有を徹底し、事故を防止しています。
    また、ピッキングリストの作成方法を工夫し、作業ミスの低減と効率化を実現しました。こうした小さな改善の積み重ねにより、効率性と安全性を両立したオペレーションが可能になっています。
  • 最後に、センターとしての今後の目標を教えてください。

    藪口

    「ニッセイロジスティクスセンター東大阪」は、弊社としても最大級のセンターです。ここでスタッフが物流管理や危機管理について学び、得たノウハウや知恵を活かして、各地のセンターで活躍してくれたら、と考えています。そんな未来を実現できたら、会社としても管理力の向上ができ、一層お客様に満足いただける物流サービスを提供できる企業になると考えています。
顧客からの「高水準の安全・品質レベルの確保とスピード・効率性向上の両立」という一見相容れない要望の実現を可能にしたのは、ヒガシ21が長年培ってきた経験と受け継がれてきたチャレンジ精神だ。
目まぐるしい時代の変化とともに顧客の要望もスピーディに移り変わる今日だからこそ、「まずチャレンジしてみる」、「日々改善を繰り返す」というヒガシ21の姿勢は今後の同社の企業成長のエンジンとしての役割を果たすに違いないだろう。

本案件の担当事業所

流通事業部

東大阪総合物流グループ
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