非鉄金属混載便「メタルエキスプレス」プロジェクト
全国から集まる非鉄金属を、関西一円へ混載輸送
茨木総合物流グループは、大手鉄鋼メーカー様の関西地区における配送センターとして業務を行っています。主に非鉄金属の荷物を扱っていますが、非鉄金属には尺が長いものや重量が大きいものがあり、さらには特有の性質を持っているため、決して一般的な荷物とは言えません。このように輸送が難しい非鉄金属ですが、ヒガシ21では荷物を倉庫に集約し、配送先や荷物の重量・サイズを踏まえた積み合わせ・配送を行うことで効率化を実現しています。
上記のサービスを、重量物・長尺物を扱う他の非鉄金属メーカー様や機械メーカー様にも展開できないかということで始まったのが非鉄金属の物流を効率化するサービス「メタルエキスプレス」です。
「メタルエキスプレス」では、路線便でよくあるサイズ制限を設けず、長尺・板材・重量物の混載輸送を行っています。一般的に路線便はウィング車や箱車がメインですが、「メタルエキスプレス」は原則平車で対応するため、6mの長尺貨物や大きな板状貨物でも小ロット料金で混載輸送可能です。
近年、路線便の撤退や、運賃の値上げ、平車の減少など、積載効率の悪い規格外の長尺重量物を取り巻く配送環境は年々厳しくなっています。ヒガシ21では今後も「メタルエキスプレス」のサービスを展開し、お客様企業の輸配送コスト削減や物流の効率化に貢献いたします。
プロジェクトデータ
ロケーション:茨木総合物流グループ / 大阪府茨木市横江
(4564.37㎡)
(4564.37㎡)
守口倉庫 /大阪府守口市八雲中町
(3213.7㎡)
(3213.7㎡)
寝屋川倉庫 / 大阪府寝屋川市点野
(3535.94㎡)
(3535.94㎡)
対応事業所:茨木ロジネット事業部
期間:2017年3月〜(現在も継続中)
事業領域:非鉄金属メーカーから製造メーカーへの調達物流
主な物流設計課題
- 金属は重量が大きく尺の長いものがあり、効率的な輸送が困難であった
- 積載効率が悪いため、規格外の長尺重量物を取り扱う路線会社が減少していた
- 路線会社の運賃が高くなっていた